2012年12月20日木曜日

子育て支援NPOとの連携

今月18日、『ぷろろーぐ』の利用者、スタッフ等で、
大阪府の某市にある子育て支援センターの活動を見学してきました。
センターは、地域子育て支援拠点事業(国制度)センター型事業の
指定管理者(市から採択)であるNPOにより運営されています。

今回私たちが訪れたのは、
センターの「子育て支援士」や清掃や事務(関連施設)等の
業務に、精神障がい者の就労支援を行う社会福祉法人
のメンバーである当事者が複数名従事しており、
子育て支援系NPOと障がい者就労支援系の団体との連携
について学び、神戸においても実現可能なモデルなのか知りたいと考えたからです。
また、今回の活動はKEC『共感寄付』に採択された
[ 精神障がい者の「集う・語る・学ぶ」をサポート!] 事業の一環でもあり、
http://kobekec.net/kyokan/project/1-d/
実際に子育て支援業務に従事する当事者と
今後対人援助職などを目指す当事者の交流の場や機会を
設けることも大切な目的の1つでした。

従事している当事者の方々は
施設の中で特別な存在ではなく、当り前に淡々と働いておられました。
施設長など他の職員の方達とも対等な関係を築かれており、
体調がすぐれずしんどい時などは遠慮なく申し出ることが出来るそうです。
ある方は働き始めて5年になるそうで、
「子育て支援士」の講座を受講するなど着実にステップアップしており、
今では「先生」として1人で教室を受け持つこともあるそうです!
子育て支援に係る業務に携わる当事者は2名おられ、
互いの体調等を気遣い、引継ぎの記録等を上手に活用しながら
ワークシェアリングにより、それぞれの「働く」スタイルを
しっかり維持していることも非常に印象的でした
(↑施設長さんは本当はその方には正職員になってほしかったそうですが
 ご本人が自身の体調等を考慮し、自ら今のスタイルを選択されたそうです)。

当事者同士ゆっくり語り合う時間は無かったので、
近いうちに、お2人をすまみらいにお招きして、
更に交流を深め、体験的知識を学び合う機会が作れたらと考えています。

すまみらいにおいても、
子育て支援やピアサポート等対人援助職を目指す方が増えてきました。
子育て支援、高齢者支援などを行っているNPO等との
連携を強化し、精神障がいを持つ人達の体験的知識等が
活かされるような「働く」場を開拓していきたい、
と強く実感した1日でした。

センターを活用される親の方達には
2人が当事者であること等は伝えていない
(隠してるわけでもないが、従業員のプライバシーを
わざわざ教える必要もないとのことです。
まったくその通りですね。)、とお聞きしていましたので、
今回、市名や団体名等は明記しませんでした。