2013年7月30日火曜日

珈琲焙煎研修会

昨日、カフェや珈琲焙煎部門のメンバー対象に、
珈琲についての研修会を開催しました。
この取り組みは、
神戸市ソーシャルビジネス推進助成事業の一環(専門家派遣)です。

講師として、ネパールで開墾から珈琲豆の有機栽培をされてる
池島英総さんをお招きしました。
農業製品である珈琲豆の生産、販売を通じ、ネパールの生活困難者に、
安定した収入源を確保し、豊か生活を営んでほしいという思いから、
7年間活動を続けられているそうです。
とにかく、珈琲に対する愛情はすごいものがあって、
昨日も生豆を愛でるように撫でまわし、
焙煎した豆をカッターでけ削っては中身をチェックし、
利用者の質問に対して、熱く、そして誠実に語ってくださいました。
土壌作りから焙煎に至るまで軽く10を超える工程があり、
珈琲豆がいかに手間暇かけて作られるものなのか、
よく理解することができました。

素敵だなと思ったのが、
利用者(精神障がい者)に対し、とても自然に、やさしく、
そして誠実な態度でかかわって下さったことです。
きっと、ネパールの人々、いや、誰に対してもそんな風に
常に水平な視点、姿勢でかかわられる方なんだろうなと、感じました。
焙煎方法等について、
非常に具体的で突っ込んだアドバイスもいただきました。

池島さんだけでなく、
珈琲やネパールのことも大好きになりました。

スタッフにとっても利用者にとっても、
本当に有意義な研修会になりました。
池島さん、そして池島さんをご紹介くださった「すぎな農園」の大西さん、
本当にありがとうございました。




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