珈琲についての研修会を開催しました。
この取り組みは、
神戸市ソーシャルビジネス推進助成事業の一環(専門家派遣)です。
講師として、ネパールで開墾から珈琲豆の有機栽培をされてる
池島英総さんをお招きしました。
農業製品である珈琲豆の生産、販売を通じ、ネパールの生活困難者に、
安定した収入源を確保し、豊か生活を営んでほしいという思いから、
7年間活動を続けられているそうです。
とにかく、珈琲に対する愛情はすごいものがあって、
昨日も生豆を愛でるように撫でまわし、
焙煎した豆をカッターでけ削っては中身をチェックし、
利用者の質問に対して、熱く、そして誠実に語ってくださいました。
土壌作りから焙煎に至るまで軽く10を超える工程があり、
珈琲豆がいかに手間暇かけて作られるものなのか、
よく理解することができました。
素敵だなと思ったのが、
利用者(精神障がい者)に対し、とても自然に、やさしく、
そして誠実な態度でかかわって下さったことです。
きっと、ネパールの人々、いや、誰に対してもそんな風に
常に水平な視点、姿勢でかかわられる方なんだろうなと、感じました。
焙煎方法等について、
非常に具体的で突っ込んだアドバイスもいただきました。
池島さんだけでなく、
珈琲やネパールのことも大好きになりました。
スタッフにとっても利用者にとっても、
本当に有意義な研修会になりました。
池島さん、そして池島さんをご紹介くださった「すぎな農園」の大西さん、
本当にありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿